導入事例2 医療法人社団つるかめ会 様

施設情報
法人名医療法人社団つるかめ会
代表者理事長 西元 慶治 様
新宿つるかめクリニック院長 門前 幸志郎 様
設立1988年 新宿海上ビル地下2階にて個人病院として開業
所在地〒151-0053
東京都渋谷区代々木2-11-15 新宿東京海上日動ビル3・4F
従業員271名(連結)
URLhttps://tsurukamekai.jp
1. 貴院の概要を教えてください。

当法人は新宿・ミラザ新宿・小金井の都内3拠点で、年間8万人超の健診実績を持つ総合医療グループです。全施設が駅近で、内視鏡等の専門医や最大20以上の専門外来を併設しているのが特徴です。健診での異常発見から精密検査、治療までをワンストップで完結できる体制を整え、受診者様の健康をトータルでサポートしています。

[ 施設情報 ] ■ 新宿つるかめクリニック
東京都渋谷区代々木2-11-15 新宿東京海上日動ビル3・4階
開業1988年
従業員数160名
https://tsurukamekai.jp/index.html

■ ミラザ新宿つるかめクリニック
東京都新宿区新宿3-36-10 ミラザ新宿7階
開設2018年
従業員数21名
https://mirrazatsurukamekai.jp/index.html

■ 小金井つるかめクリニック
東京都小金井市本町6-14-28 プラウドタワー武蔵小金井2・3階
開設2009年
従業員数90名
https://koganei.tsurukamekai.jp/index.html

2. Amulet導入前の貴院における健診・人間ドックの課題を教えてください

課題は『心血管疾患』へのアプローチでした。がんに関しては、内視鏡をはじめとする画像検査で早期発見が可能ですが、心血管疾患のリスク評価となると、従来の健診項目や心電図だけでは限界があります。 確実な診断にはMRIや造影CTが有効ですが、これらを健診の標準検査として全員に行うのは容易ではありません。『手軽かつ高精度に心血管リスクを予測できる指標がない』というのが、長年の悩みでした。

3. 他にも疾病リスク予測ツールはある中でAmuletをご採用いただいた決め手は何だったのでしょうか?

やはり、アカデミア(東京大学)の研究と大規模データをバックボーンとした『確かなエビデンス』があることが一番の安心材料でした。 また、臨床現場での使いやすさも魅力でした。リスクが数値で可視化されると、受診者様の反応が違います。ご自身のリスクを直感的に理解していただけますし、私たち医療者もその結果を用いて、誘導しやすく、この『納得感』と『アクションへの繋がりやすさ』が、導入の決定打となりました。

4. Amuletの導入から定着までの流れはいかがでしたでしょうか?

導入は非常にスムーズでした。最大の理由は、通常の健康診断で行う採血結果を利用できるため、特別な検体採取や事前の準備が一切不要だったことです。受診者様への負担がなく、当日の急なお申し込みにも柔軟に対応できました。事務スタッフの業務フローへの影響も最小限で、トラブルなく案内できています。また、新たな検査機器の購入やシステム開発が不要だったため、導入決定から運用開始までの期間が短く、初期コストをほとんどかけずにスタートできた点も大きな利点です。 導入後は、受診者様への周知や販促活動にも積極的にご協力いただいたおかげで、スムーズに認知度が高まりました。導入検討時から運用まで、常にレスポンスよく手厚いサポートをいただけたことで、現在は健診のオプションだけでなく、外来診療のサポートツールとしても活用が広がっています。

5. Amulet導入後の気づきや変化について教えてください。

実際に利用してみて感じたのは、算出されるリスク評価の結果が、我々臨床医の感覚と概ね合致している点です。この信頼性の高さに加え、リスクが数値として可視化されることで、受診者様の治療に対する意識や意欲が明らかに高まりました。結果として、生活指導や治療介入が以前よりもスムーズに行えるようになったと感じています。また、検査結果を見て心血管系の精密検査を希望される方も多く、隠れたリスクの早期発見につながる有効なツールであると確信しています。さらに、単発の検査にとどまらず、治療や指導を続ける中で定期的に測定することで『リスク値の変化』を追えるため、治療効果の判定やモチベーション維持の指標として活用できる点も、とても大きな価値だと感じています。

6. 今後のさらなる活用に向けて、Amuletへの改善要望や期待される機能などはございますか?

今後の進化への期待として、いくつか挙げさせていただきます。 まず、各疾患のリスク判定において、その根拠となるエビデンスが(簡易的でも)明示されると、受診者様への説明時に説得力が一層増すと感じます。 また機能面では、PWV検査(脈波伝播速度検査)のように、結果の経時的変化がグラフで直感的に分かるようになることを期待しています。単に推移を示すだけでなく、『どの項目が改善(あるいは悪化)したためにリスク値が変動したのか』まで示唆できるようになれば、より具体的な指導が可能になります。 加えて、受診者様に対して『定期的に検査を受けて変化を追うことの意義』を伝えるメッセージ機能などが強化されると、継続的な健康管理ツールとしての実用性がさらに高まると考えています。

7. Amuletの導入を検討している医療機関へのメッセージをお願いいたします。

Amuletの最大のメリットは、通常の健診に含まれる問診と血液(・尿)検査だけで実施できるという『簡便さ』と『低コスト』にあります。 AIという新しい技術に対し、導入当初は不安を感じることもあるかもしれません。しかし、医療現場へのAI普及は不可逆的な流れであり、運用リスクの少ない本製品は、AI活用の第一歩として最適な選択肢だと考えます。
何より、当院では実際に、Amuletで『高リスク』と判定された方に推奨して冠動脈CTを実施したところ、有意狭窄が発見された症例を経験しました。単なる予防啓発ツールにとどまらず、早期発見・早期治療に直結する『臨床的実用性のある検査』として多くの医療機関にお勧めします。